神経内科/心療内科/精神科
明和会医療福祉センターは、外来診療と入院治療の一貫した治療システムを整えています。薬物療法、精神療法を主体に、生活療法や作業療法も取り入れながら、専門医・精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)・看護師・臨床心理士など多職種が連携をとり、チーム医療にあたります。
早期に受診・治療して、充実した日々を取り戻していただけるよう、老年期においては残存機能を出来る限り維持し、快適な生活が送れるよう全面的にサポートいたします。 また、急な症状には、救急外来体制もとっております。
こんな悩み・症状のある方は受診をオススメします
下記のような症状が1ヶ月以上、毎日のように続くようであれば、悩む前に受診をオススメします。
精神疾患チェック
- 睡眠障害(なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める)
- 疲れた感じがする
- 気分が落ち込む
- 話し方や動作が遅くなり、イライラしたり、集中できない
- 不安感、恐怖感が強い。辛い、死にたい気持ちがある
- 以前には楽しめていたこと、好きだったことがまったくしたいと思わない。楽しめない
- 自分に価値がない。消えてなくなりたいと感じる
- 人に見られている気がする
- 耳鳴りや、現実にない音・声・うわさなどが聞こえる気がする
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認知症チェック
- 物の場所がわからなくなった
- 物がいつもの場所にないと見つけることができない
- テレビ、本の内容がわからなくなった
- 最近のことが思い出せない
1年前と比べて当てはまる項目が増えているようであれば、認知症である疑いがあります。専門の医療機関へご相談、受診されることをオススメします。
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主な治療の特徴
薬物療法
薬物の投与によって、様々な精神症状の緩和を図ることを目的に行われる治療法です。主に向精神薬が使われ、精神活動を司る中枢神経系に作用し、精神状態に影響を与える作用を持ちます。意識状態の変化を伴うことがなく、感情や思考、意欲など、人間の心の働きに作用する効果があります。抗精神病薬、抗うつ役、抗不安薬、抗操薬、睡眠薬、抗てんかん薬
精神療法
治療の中での人間関係やコミュニケーションを通して不安や苦しみ、悩みなどを軽減したり、解決できるようサポートします。主に、1対1のカウンセリングを中心とした個人精神療法と、他の人たちとの治療的共感、所属感、支持など個々の気持ちや体験を共有することから効果を生み出す集団精神療法があります。
生活療法
入院により社会生活からかけ離れることがないよう、各種病等レクリエーションや院内イベント(納涼祭、クリスマス文化祭)作業などの共同活動を通して対人関係や自発性、行動性を回復・維持する目的で行います。
作業療法
精神障害の作業療法は、精神疾患により生活に障害を持った方々に対し、個別または他の人たちとの関わりや具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的なものから日上生活に関連するものまで)を利用し、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などを図り、より良い生活が送れるよう指導・サポートを行います。
受診を迷っている方、ご家族の方へ
受診に不安や迷いがある場合、ご本人の受診が困難な場合は、医療相談室へご相談ください。ソーシャルワーカーが不安や悩みの相談に応じます。ご本人様でない場合も、ご相談にのりますので、お気軽にお電話またはお越しください。